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フルートとオーボエのための二重奏によるオペラ名旋律集(ヴォルフガング・シュルツ:フルート、ハンスイェルク・シュレンベルガー:オーボエ) [器楽]

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[わーい(嬉しい顔)][黒ハート] 1987年録音の古いCDだが、折につけては本当によく聴く。 シュルツはウィーン・フィルの首席だが、名手が揃ったベルリン・フィルの奏者との共演を好んで行った。ここではオーボエのシュレンベルガーとモーツァルトの四大歌劇からの名旋律を演奏している。ベルリン・フィルのオーボエというと、ローター・コッホがカラヤン黄金期の奏者として有名で、シュレンベルガーはそれほど知られてはいないが、コッホ同様、よく通る音色を持っている。とはいえ、やはり音楽を引っ張っているのはシュルツだ。この人の音色は中域が豊かで、一つ一つの音が高域に至るまでゴージャスだ。音楽は端正で、かつ活き活きとして自然で心地よい推進力がある。左右スピーカーの中央・左寄りにフルート、右寄りにオーボエが定位し、時に聴き分けがつかないほどに音色が混ざり合って、呼吸がぴったり合った楽しい演奏が繰り広げられる。[DG]


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