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シューベルト「即興曲D899、3つの小品」、ベートーヴェン「ソナタ第29番”ハンマークラヴィーア”」(ピアノ:グレゴリー・ソコロフ) [ピアノ]

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[わーい(嬉しい顔)][黒ハート] ソコロフの名前は、不覚にも最近まで知らなかった。これは「ハンマークラヴィーア」を聴くために買ったが、シューベルトが予想外の絶品。旧ソ連からは「幻のピアニスト」が時として出た。リヒテル、ベルマンなど、西側に突然デビューして驚かされた。ソコロフは、1966年のチャイコフスキー・コンクールで審査員全員一致で優勝してからも、西側ではほとんど知られていなかった。観客ではなく、ひたすら作品と向かい合う姿勢は神々しくさえあり、聴いていて涙が出そうになる。こういうピアニストはいなくなった。技巧的には完璧、何ら奇をてらったところもクセもなく、作品そのものの持つ力に感動する。[DG]

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