ダンソン「コープランド、バーンスタイン、ウォーカー、ピアソラ、マルケス作品集」(原田慶太楼指揮、NHK交響楽団) [管弦楽]
主にアメリカを拠点として活躍する指揮者のデビュー・アルバム。珍しくN響がアメリカ音楽を演奏している。最初のバーンスタインがリズムの歯切れよさで楽しめて、つくづくこの作曲家がアメリカ音楽を代表する存在になったことを感じる。オケが元気よく響くメキシコ人マルケスの表題曲もよい。N響はどんなに崩してみても楷書のアメリカ音楽という印象を免れないが、頑張って良く鳴っている。原田慶太楼はビデオで見ると指揮台でのジェスチャーが大きく、雰囲気の楽しさも十分。最近、東京交響楽団の正指揮者に就任したが、その組み合わせでも聴きたい気がする。[DENON]
2021-07-23 18:37
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