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「プルースト、1907年7月1日のコンサート」(テオティム・ラングロワ・ド・スワルテ(vn)、タンギ・ド・ヴィリアンクール(p)) [室内楽]

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[目][黒ハート] 1907年、プルーストはパリのホテル・リッツで室内楽のコンサートを開催した。中心となったのは崇拝するフォーレのヴァイオリン・ソナタで、さらにシューマン、ショパン、クープラン、ワーグナーなどが演奏された。このCDは、ストラディヴァリやエラールのピアノを用いてその演奏会の雰囲気を再現したもの。プルーストはフォーレのほか意外にもワーグナーを愛し、ここには「イゾルデの愛の死」(リスト編)が収められていて、なかなかの聴きものだ。ドイツ物までフランス文化に色付けされており、一聴して当時の世界に引き込まれる。後の「失われた時を求めて」との関連もあるという。スワルテのヴァイオリンは特に当時の文化を蘇らせる。[harmonia mundi]

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