ブラームス「ドイツ・レクイエム」(カラヤン指揮ベルリン・フィル他) [声楽]
ブラームスが20代の頃から作曲を始め、36歳の時に全曲を完成した大作。晩成のブラームスが最初の交響曲を書く前の作品で、ブラームスの名声を確立したと言われる。ルター訳のドイツ語の新・旧約聖書から、人生のはかなさ、人生の意味の問いかけ、死の克服、死者がその後に残すもの(作品)を歌った詩句を抜き出したテキストに作曲している。カラヤンのおハコの一つで、共感するところがあるのだろう、全体に高揚したものを感じ、第2楽章「人はみな草のごとく」などはすごい迫力だ。私の友人の中には、この曲が好きだという人が何人かいる。[Warner Classics]
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