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フランク、R.シュトラウス「ヴァイオリン・ソナタ」(デュメイ(vn)、ロルティー(pf)) [室内楽]

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[目][黒ハート] デュメイは、今やフランコ=ベルギー楽派を代表するヴァイオリニスト。この楽派は、弓を弦に強く当ててねっとりした音楽づくりをするのが特徴と思う。古くはこのソナタが献呈されたイザイがいるが、録音ではグリュミオーが名高い。美音を追求する点ではイスラエル系と似ているが、もっとねっとりと濃厚だ。切れ味がはっきりくっきりのロシア系とは一線を画する。この楽派が注目されるのも、一重にフランクのソナタという飛び切りの名曲があるからでもある。現在、ヴァイオリン・リサイタルでトリをとるのにもってこいの曲であり、チェロやフルートでも欠かせないレパートリーだ。デュメイの演奏は、オーソドックスながらも濃厚で、この楽派の特徴をよく伝える。[onyx]

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