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ラヴェル、ドビュッシー、フォーレ「弦楽四重奏曲」(エベーヌ四重奏団) [室内楽]

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[わーい(嬉しい顔)][黒ハート] 新世代の弦楽四重奏団の中で、最も注目されている一つが、フランスのこのエベーヌ四重奏団だ。何が凄いって、聴いていてまるで「弦楽四重奏」という一つの楽器を一人で演奏しているようにしか思えないほど、各楽器が有機的に緊密なのだ。旋律が楽器間で受け渡しされても、聴こえてくる「音楽」は全く同じで、4人の独立した音楽家がこんなに楽曲解釈を同化できるんだろうかと思うほどだ。もちろん根底にはそれぞれがベラボーにうまいことがある。アンサンブル重視の四重奏団としては、エマーソン、旧くはブダペストやジュリアードが頭に浮かぶが、エベーヌも、「第1ヴァイオリンのこぼれるような魅力」とは違う、アンサンブルの迫力を十分に堪能させてくれる。2009年グラモフォン最優秀賞受賞盤。[Virgin Classics]

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